
交渉によって増えるお給料は、今までスカウトの人たちがもらっていた紹介料に相当するものです。
ですから、業種ごとにスカウトの人たちに支払われていたものと似たような感じで増えると考えてください。
デリヘル(デリバリーヘルス)やソープランドなどの性風俗では「永久バック制」と言われていまして、紹介された女性がそのお店で働いている間はずっと、その女性が稼いだ売上の一部がスカウトに支払われていました。
その相場はデリヘルの場合で女性報酬の15〜25%、ソープランドの場合は10〜15%ですがソープランドのほうが元々のお給料が高いです。
このスカウトがもらっていたお金が、交渉によって増える貴女のお給料になります。
お店との交渉次第ですから、スカウトとまったく同じ金額がもらえるとは限りませんが、出来るだけ良い条件となるようにお店を探して交渉いたします。
なお、同じ性風俗業でもピンクサロンやセクキャバなどでは出勤日数に応じて一定額が支払われる仕組みのところもあります。
キャバクラやガールズバーなどの水商売は厳密には性風俗とは異なりますが、法律上は風俗営業の一種とされています。
このため、水商売においてもスカウトは規制の対象であり、2025年以降は取り締まりが強化されました。
ですから、水商売でもこれまでのスカウトバックに相当する金額を、女性のお給料として上乗せしてもらうことは可能だと思います。
水商売の場合は「買い取り制」と言いまして、かつては女性を一回紹介するごとに一定額がスカウトに支払われる仕組みでした。
その金額はキャバクラの場合で、一回の紹介につき10万〜20万円と言われています。
なお、金額はお店のランクによっても大きく変わりますし、一部は永久バックのように売上に応じた歩合制になっている場合もあります。
これと同じようなことを女性の報酬アップのために行おうとすれば、女性への入店祝い金を増額する等の方法になるかと思います。
ですが、入店して間もなくそれだけの金額を女性に支払ってしまうと、お店側としては女性がすぐに辞めてしまうリスクを心配しなくてはなりません。
女性に直接支払う形だと、必ずしも「買い取り制」が都合良いというわけでもないようです。
ですから、お店によって時給アップであったり別の形でボーナスを支給するなど、様々な形での交渉になると思います。
コンカフェ(メイドカフェなどのコンセプトカフェ)についても実態としてガールズバーに近いものと考えてください。
メンズエステ(メンエス)は性風俗と同様に「永久バック制」で女性報酬の10〜15%が相場とされています。
ここでいうメンズエステとは、ヒゲ脱毛などのサービスとは違います。
メンエスとは女性が男性の体を洗ったり、マッサージをするなど男性との接触の多いサービスです。
AV(アダルトビデオ)出演の場合、女優さんのお給料の35〜40%相当がスカウトの取り分と言われていますので、最大でそのぐらいまでお給料を増やせる可能性があります。
この他にライブチャットや手コキ風俗、ファッションヘルスなど、性風俗や水商売を含めた夜職と言われる業界では様々な業種があります。
その中でもデリヘル(デリバリーヘルス)は全国的に最も店舗数が多く、だいたいどこの地方都市にもお店があります。
また、店舗数が多いということはそれだけお店同士の競争もあり、多くの女性求人を求めているということです。
このため、交渉によってお給料をアップしやすいのもデリヘルですし、特に地方ではデリヘルぐらいしか適当なお店がない場合もあります。
ですから、特にご希望がなければ通常はデリヘルに交渉することになります。
もちろん他の業種でも交渉をすることは出来ますので、ご興味がありましたらご依頼ください。